王様達のヴァイキング1-9を一気読みした。
昨日、ちょっとおもしろいこと書いてるblogはないかなと思って、今週のはてなブログランキング〔2016年1月第1週〕 - 週刊はてなブログ を見たんですが、第30位にランクインしていた以下の記事が気になったので見てみました。
最近すっかり本と言えばKindleのお世話になっている、斉藤的には、新しいKindle本との出会いになるかと思って覗いてみたところ。。。
- 作者: さだやす,深見真
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/09/23
- メディア: Kindle版
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これにすっかり目が止まってしまいました。
まぁ、一応ネットセキュリティとかにも気を使わなきゃな仕事をするようになったこともあったりして、テーマとして面白いなと思いました。あと、主人公の設定が、クラッキングの腕は天才的だけど、高校中退、バイトクビとみてなんだか、もしやのほっこり系要素を含むのではないかというセンサーが働いたようで、数秒後にはポチってました。
主人公は、人づきあいが苦手だけど、一つのことに強いこだわりを持って取り組んでとんでもない力を発揮する、集中しだすとまるっきり周りは見えない、、、いわゆるアスペさんです。ちょっとこだわりが強くて、人づきあいが苦手なだけだから、周りの理解があれば、素敵な能力を発揮してくれますし、社会性も少しずつ高まります。
クラッカーとかハッカーとかっていうIT周りのコアなことだけの漫画じゃなくて、いわゆるアスペさんでも周囲の環境で、力をうまく発揮したり、しなかったりとかいう発達障害にまつわることとかを考える視点で読むのもちょっとおもしろいかなと思いました。
昨晩、1-9巻を5時間ばかし読み続けてしまったわけですが、そんな中で一番印象に残ったのが次の一コマです。
王様達のヴァイキング(6) (ビッグコミックス) [Kindle版] さだやす (著), 深見真 (著) 小学館 2015より
普通に考えれば実行不可能な状況の中での主人公、是枝が放った一言。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」ってやわらかい口調のパターンは語り継がれやすいこともあってか、随分と語り継がれていますが、この一コマの力強い言葉がなんだか、じんわりきました。
なんだか、最近そういう自分の限界の突破が必要なほどに緊迫した勝負・状況って経験していないなって、ふと思いました。なんだかね、闘争心ってやつに火が付いた、つけたい気がしますが、どこで戦うかがはっきりしない今日この頃です。
とかく、結構おすすめのシリーズです。お試しあれ。
- 作者: さだやす,深見真
- メディア: Kindle版
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