The sign says... に対する「この標識には...と示されている。」という日本語訳の違和感がスット消える瞬間!?
中学生の時だったか、高校生の時だったかの記憶は定かでは無いけれど、
The sign says ... ってのは、「この標識には、...と示されている。」と訳すのだと習った記憶がある。中学生だか高校生だかだった自分はなんだかイマイチしっくりこない感じがしたのを何となく覚えている気がするし、「標識が言うってなんだよ!」とかって思ったような気もする。
そんな違和感はいつの間にか忘れ去っていたのだけど、ふと思い出してしまった今日この頃。でも、自分の日常の中でもこういう表現つかっているなと思ったら、どうでも良くなってしまったという話です。
The sign says ...
The sign says the sign has sharp edges.
この標識には、この標識は縁が鋭利だと示されています。
もう、標識の内容自体に突っ込みどころがあってアレですが、ひとまず置いておきましょう。
sayは、「言う」という意味としか大抵は覚えていない中高生時代にしてみれば、「この標識は、この標識は縁が鋭利だと言っています。」と訳したくもなるし、そう解釈して、なんで標識がしゃべるんだとなるのでしょう。
「なんて言ってる?」
不思議な呪文を唱えるお仕事を始めて、丸4ヶ月が過ぎました。そんな中で普通に使っているけど、「The sign syas...」の流れで、ちょっとハッとしたのが、ボスとの日常会話でよく出てくる「なんて言ってる?」。
この「なんて言ってる」の主語には、サーバー、エラーメッセージとかってものが入ります。
標準的な表現としては、「サーバーのログにはなんと書かれているか」、「エラーメッセージはなんと書かれているか」となるのでしょうが...。
まさに、The sign says...と同じシチュエーションですよ。別に英語だから特別にある表現じゃなくて、日本人だってよく使う表現なんですわな。
「いってる」と表現することで、表現的に柔らかい?
「示す」とか「書いてある」とかって言うとなんだか固いですけど、「いっている」っていうとなんだか柔らかいような気がしないでもないですか?と自分は思うのです。
蛇足。
冒頭に掲げたflickerからの看板写真。本来伝えたい出あろう、車とか歩いたりとかして入らないでねよりも、この標識はキケンだ!だって縁が鋭利なんだから!が主張されすぎてちょっとコーヒーをフキこぼしそうになった。
蛇足2
実は、サーバーが~って言ってると、サーバーを生き物のように扱い始めてしまったという話に帰結しようと思っていたのですが、そんな折にthe sign says...のことがふと思い出されたのでこんな形です。